その10人の仕事は、機械設計、電気設計、機械組立、電気配線、シーケンサープログラミング、ロボットティーチングです。しかし、10人でこの6種類の仕事を、バラバラに受け持ってやっているのではありません。自分で機械設計したものを自分で組立てたり、シーケンサープログラミングをしながらロボットのティーチングをしたり、1台の機械に対して自分のかかわる仕事の割合が多い会社です。

お打合せは営業部が、設計は設計部が、組立は製造部が、というパターンが一般的ですが、お客様との打合せから納品まで一人の担当者がつくりながら携わっていけることが少人数の町工場の売りであり、メリットであり、やりがいだと思っています。納品時のお客様からの「ありがとう」の言葉は分業ではあまり得ることのできない、あなたにとって最高の瞬間になると思います。「ものづくり」が好き、「機械」が好き、もしくは興味がある方にとってはその能力を発揮していただける最高の舞台だと思います。

とは言ってもすべてを一人でやるわけではないので、社内のみんなとも打合せをして助け合いながら、常に数台の機械を同時進行でつくっていきます。ですので、専門分野に特化して極めていただくのももちろん大歓迎ですし、「自分の機械」として受注から納品まで本当の意味で「機械をつくりたい」方も、全力で応援します。

もちろんはじめは機械の組立て等からスタートしますが、慣れてきたらまずはあなたの興味のある分野にとことん進んでいただき、さらに余裕ができてきたらお客様とのお打合せからお任せしますので、「自分の機械」をつくってみませんか？

私たちがつくってきた機械は主に手作業の工程を機械によって自動化する省力機械です。分野としては、ミシンやロボットを含む縫製設備が多いですが、基本的にはできそうなら何でもやります。